改めて脳幹出血を調べてみる
今更だが、おじさんが発症した病気は脳幹出血
■脳幹出血(別名橋出血)
脳幹出血とは、呼吸や血圧を保つなどの生命活動の基本になる脳幹部位に生じる出血のことを指す。
高血圧が発症の要因になることが多く、食生活の乱れや喫煙習慣なども関連する。
発症すると、頭痛や吐き気などの症状が現れ、出血量が多い場合には意識消失などが起こることも。
■脳幹とは
大脳を支える部分で、間脳、中脳、橋、延髄で構成されている。
大脳と脊髄をつなぎ、反射作用と生命維持に重要な役割を持つ。
■橋出血
大脳、小脳、脳幹のすべての機能が失われた状態を「脳死」と呼び、意識の伝達や呼吸など身体の機能調節が出来ない状態。
「植物状態」とは脳幹の機能だけは残っており、自分で呼吸ができることが多い。
改めて橋出血について調べると、発症したあとの死亡率も高く、生存しても重度障害、植物状態例が多い。2年後の長期予後では全死亡率70%以上ともあった。
発症してからいろいろ調べたが、同じ脳幹出血でも出血量によって症状の重さは違う。
同じ病気になっても身体の状態や出来ることは人によって違う。
おじさんは脳幹出血を発症して命をとりとめた。
何も話せない、身体が全く動かない状態から、人の助けを受けながらも普通のご飯が食べられて、普通の飲みものが飲めて、普通にコミュニケーションが取れるまで回復した。
まだまだ体調も安定せず、身体の回復は一進一退だけど焦らない。
あるブログに書いてあった、
介護は「365歩のマーチ」
歩みを止めずに 夢見よう
千里の道も 一歩から
はじまることを 信じよう
知らなかった歌詞がなんだか心に沁みる