おじさん介護日記

楽しく介護。時々後ろ向き

見守りも忍耐

今日も雨が続いてる。

このまま梅雨に突入しそう。

 

心も身体も少し憂鬱な季節。

 

始めた薬膳で上手にバランスを取って乗り切りたい。

 

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以前作ったおじさん専用ヨーグルト置き箱。

自分で食べるための箱。

 

箱の中に重石を入れて、ヨーグルトが動かないように安定させている。

 

おじさんは脳出血で僑をやられてしまい、

後遺症で筋肉のコントロール、特に微調整が

上手く出来ない。

 

右側の方が上手く使えないので、今は左手を使うことが多い。

 

なので、ヨーグルトを食べるためのスプーンも

今は左手に持つ。

 

以前は上手く口に運べず、たくさんこぼしてしまうのが当たり前。

 

最近まではこぼしたあとの片付けが面倒で

食事は全て食べさせていた。

 

しかし、それでは上達しないし、以前より感覚が良くなってきているので上手く食べれるのではと、前に作ったヨーグルト箱で食べる。

 

おおー‼︎

 

やはり上手くなっている!

初めてこぼさずほぼ全部食べれた!

 

目も眼振で上手く見えないのに

こぼさなかったのはなかなかな結果。

 

今回はヨーグルトだったけど

今度は普通のご飯で食べてもらおう。

 

介護をしていると、

 

リハビリも兼ねたものだから自分でやってもらった方がよいのはわかっているのだけど、なかなか上手くならず、後片付けや時間がかかってしまうことが面倒でこちらがやってしまう事が多い。

 

本人だけでなく、

こちらも見守ることに忍耐がいるのだ。

 

1番ツラいし、努力しているのは本人。

でも、リハビリはそれを見守る人との

二人三脚なのだ。

 

お互い、

 

「やってるのに」、「やってあげてるのに」

てなりがち。

 

たまにでいいから、相手が1番大変なんだ、

と思い出し、

思いやりを持てる人間でいたいと思うのです。