おじさん介護日記

楽しく介護。時々後ろ向き

暴れる体

夜中に突然おじさんの左腕、左足が暴れ出した。

私が見たのは昨夜で3回目。

 

以前は右側だった。

今回は初めて左側。

 

「動く」ではなく「暴れる」が妥当な表現。

 

おじさんは障害により、手も足も健常者に比べてゆっくり動かす。動かせるけれど震えを抑制しながらだったり、体幹が弱くバランスをとるためだ。

 

そんなおじさんの片側の腕と足を夜寝ている時に突然激しくベッドに叩きつける。

普段よりも早いスピードで何度も何度も。

 

大きな音で飛び起き、咄嗟に体を抑えつける。

 

大丈夫?と聞くと、本人は寝ぼけ顔。

というか、暴れてたいた事に気が付かず、私とは裏腹、寝起きでうつらうつらという感じ。

 

とりあえずまた寝て、翌朝聞いてみる。

 

昨日の夜中、前みたいに体暴れていたの覚えてる?

 

あんまり覚えてない。

 

夢を見てた?

 

夢を見ていたけど内容までは覚えてない。

 

たまにおじさんの体には、いつぶつけたかわからない青たんがある。

 

私がいない夜もたまに暴れているのだろう。

 

最初に見た時はとても驚いたし、とても心配した。

急な痙攣を起こしたのではないか、体に異常があるのではないか。

 

定期検診で聞いたが、体が思うように動かないストレスからくるのかも、と言われただけ。

 

何でもかんでもストレスかよ。

正直思う。

 

体が暴れる原因はわからないまま。

 

せめて、

 

ストレスではなく思いっきり体を動かして走り回る夢を見ていればいいのに。