おじさん介護日記

楽しく介護。時々後ろ向き

久しぶりの散歩

暑い日が続いている。

毎日35度を超えようかという暑さ。

 

倒れてからのこの時期は、外に出ず、クーラーの効いた自室で甲子園を見るのが常だ。

 

お盆に入り私も連休。

いつもは夕方には自宅に帰るのだが、連休中はおじさんの家に泊まる日も多い。

 

泊まる日の車イスの乗車時間は6時間が目標。

午前、午後、夜で各2時間。

 

昨日も泊まり。

 

午前、午後と乗車し、夕方ごろおじさんがお酒を飲みたいとの催促が。

 

週1くらいで飲むのだが、今週は既に飲んでいたので昨日はやめておくつもりだった。

 

すると、「一緒に買いに行こう」と。

 

少し暑さは緩んだとはいえ30度は超えてるし、長い時間車イスに乗ったから疲れてるだろうし、大丈夫か?と少し心配だったが、おじさん自らの提案を私が逡巡していてはダメだ、と思い直す。

 

買いに行くのも歩いて5分のコンビニ。

辛そうだったら急いで帰ってくればいい。

 

帽子を被らせ外へ。

思いの外日陰なら暑さもあまり感じない。

これならなんとか大丈夫そう。

 

 

散歩をするのは2ヶ月ぶりくらいだろうか。

 

コンビニへの道すがら、短かった田んぼの苗がおじさんの高さとあまり変わらないくらいの稲に育っていた。

 

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部屋にいるだけでは気づけない日々の変化を久しぶりに感じた夕暮れ。