薬膳で変わる?新たな挑戦
おじさんが倒れてから5年半。
最初に思い描いていた回復度合いからは程遠い。
発症直後の回復期病院で3ヶ月みっちりリハビリをしたのだが、その直後に胆嚢炎になり
約1ヶ月入院。普通の人よりも長い入院。
その長い入院で多少ついた筋肉や感覚がリセットされたのが大きいのだろう。
なんてタイミングの悪いおじさんの体なんだ!
と、思っても仕方ないのであまり考えないようにしているのだが。
リハビリが進まない原因は便秘とそれに伴う腹痛が大きい。
このブログに何度となく書いている。
毎月定期検診に行っているので担当医師に相談し、薬を変えてみたりとするが、上手くはいかず。そのうちに相談する事もなくなった。
しかし、このままでは何も変わらん!
と思い立ち、ネットで探している中で薬膳に辿りついた。
薬膳とは簡単にいうと、
中医学(中国で発展した医学)の考え方に基づいて食材や中薬を組み合わせた料理。
そろぞれ個人の症状に合わせて食材や中薬を選び、病気にならない体づくり、不調の原因となる体質の改善を目指すもの。
西洋医学は病気になってからの対処療法が中心。
また、西洋医学の薬と違い自然由来のものなので体に優しく、緩やかに効いてくれるのだそう。
今おじさんが処方されている薬は7種類。
これ以上薬を増やしたくない。出来れば減らしたい。
そんな思いもあり、一昨年の冬に薬膳茶の講習を受け、本来なら去年の春から大阪の薬膳学校に通う予定だったのだが、幸か不幸かコロナ拡大と同じ時期。
おさまるのを待とうと思ったが見通しが全くつかない。通学を諦め、秋から通信教育での勉強を始めたのだが、
いやはやこれが難しい‼︎
医学なんだから難しいのは当然なのだが。。
慣れない言葉と漢字の多さに目が廻る。
なんとか挫折せずに継続勉強中。
そもそも料理をあまりしてこなかった私は、
薬膳料理を作るまでには全く至っていないのだが、通信とは別に最初に受けた薬膳茶の上のクラスの講習を受け、初級コースなら教えられる資格は取った。
お茶なら料理が得意ではない私もおじさんに作ってあげられるので、症状を見ながら飲ませているところだ。
行く行くは薬膳料理も作りたい。
今後は、おじさんの体調の変化や、効いた薬膳茶の記録としてもこちらに載せていきたいと思う。
来年の4月の中医薬膳師、できればその先に
国際薬膳師を目指して日々精進します。