座薬と浣腸の違い。どちらを選ぶ?
久しぶりの投稿だけど、相変わらず便秘と腹痛に悩んでいる。
中2日でリシカルボン座薬を使って排便をするのだが、座薬を使わずに自力で出ることもあれば、1本入れても出ずに、再度座薬を使ったり、浣腸を使ったりもすることもある。
先日も排便で座薬を使ったがうまく出ず、
とりあえずベッドに戻ってこの後どうしようか思案。
座薬は簡単に入れられて、入れた後も楽に出るのだが、出たあとの腹痛がつらく、翌日も腹痛が続き車いすに乗れずで介護サービスを休むことが多い。
浣腸は注入する量を調節出来るので、出たあとの腹痛は楽。しかし、液なのでお尻の穴も筋肉、筋肉をうまく使えないおじさんはお尻の穴をきゅ、とするのも苦手。ポータブルトイレに移動するまでに漏れてきてしまうからこちらの処置が大変なのだ。
前々から座薬と浣腸は何が違うのか気になっていたので、ネットで調べてみた。
【座薬と浣腸の違い】
◾︎浣腸
浣腸の主成分は『グリセリン』が50%、『水』が50%
グリセリンは植物由来成分で、吸水性が強いため、直腸に入ると直腸内の浸透圧の関係で、腸壁から水分を引きよせ、その水分と浣腸の水分で便が柔らかくなる。
同時に腸壁に刺激が与えられることで、腸のぜん動運動が促されトイレに行きたくなる、いわゆる便意を催されるが、すぐに排便すると薬剤
だけ出てしまうことがあるので数分またなければならない。
ムネ製薬株式会社
◾︎座薬
いくつか種類があるがリスカルボン座薬が
一般的らしく、
主成分は炭酸水素ナトリウムで腸内で炭酸ガスを発生させ、ぜん動運動を促して生理運動によって排便させる。
くすりのしおり
とのことだ。
肛門には便の内容を識別する感覚受容器があり、直腸にある内容物がガスと固形便と液状便の違いを識別し、液状のものにより反射を強く促す力があるらしい
(サンプリングレスポンス)
YouTubeで違いを説明する動画を見ると、
おじさんの便の特徴には浣腸がいいみたい。
この後浣腸を使い無事に終了。
その日は多少お腹の痛みは残ったけど、
翌日のデイサービスと定期検診は無事に行けた。
便の特徴や使用者の体の状態により、
人それぞれ、また、その日によって何がよいかは違うが、こういった情報を知ったうえで少しでも体の負担にならない選択をしていきたいと思う。
座薬や浣腸でみんな知っているけど、
違いてあまり知らないのではと思ったので。