おじさん介護日記

楽しく介護。時々後ろ向き

糸状角膜炎がようやく終結

昨年の5月に罹った糸状角膜炎。

 

良くなったり悪くなったり、なかなか完治せず頭を悩まされていた。

 

目が痛くて開けていられないので、車いすに乗れずデイケアやデイサービスに行けない。

そうすると体力が今まで出来たことが出来なくなっていく。

 

負のループにはまっていた。

 

特に、11月末頃はずっと目が真っ赤で明らかに異常。

毎週のように病院に行き、酷い時は週3日も通っていた。

 

以前も書いたが、糸状角膜炎とは

 

角膜上皮の再生がうまくいかず、眼球表面に剥がれた角膜が糸状にぶら下がっている状態。

まばたきをする度に引っ張られて痛い。

 

除去涙液分泌が減少している場合によく起こり、原因不明のこともあるらしい。

 

おじさんは瞬きをするたびに痛がり、目を閉じている時だけが楽だったよう。

 

出来てしまった糸状角膜は病院で取ってもらうしか痛みを無くす方法はなく、目薬で角膜の再生を促進させ、角膜が剥がれる原因のドライアイ対策の人工涙液を頻繁に挿す以外に方法はない、と言われていた。

 

週3日通っていた時、先生に何とかならないものかともう一度聞く。

見てるこちらも痛そうで可哀想で藁にすがる思い。

 

試しに治療用コンタクトをつけてみますか、との提案が。

 

治療用コンタクトは、度も入っていない角膜を守るためのコンタクト。目の包帯みたいなものらい。

 

少し値段が高い、発注をしたら返品は出来ない、1箱3ヶ月分が入っていることから、病院にあるソフトコンタクトを2,3日着けてみて、ズレずに着けていられるかを試し、大丈夫そうなら治療用コンタクトをつけましょう、となった。

 

ソフトコンタクトを装着し、2、3日つけたままでもずれないし、痛がらないし問題なし。

 

病院にて治療用コンタクトを実際に装着。

 

人工涙液は継続点眼。

 

すると、翌日には目の赤みも引き、側からみても良くなっているのが一目でわかる!

 

この前も病院に行ったが、ほぼ完治。

しかし、まだ角膜自体が剥がれやすい状態なので今も継続装着中。

 

おじさんの目を考えると、完治してもすぐ悪くなりそう。着け続けようか検討中。

 

今回、長いことこの症状に悩まされた。

途中出口が見えなくて絶望的な気持ちになることもあった。

 

もっと早く提案してくれたらと思ったりもしたがようやく安定した生活を送れてほっとしている。

 

もし、もし同じように目の病気で悩まれてる人がいたら、治療用コンタクトというものがある、という事を知って頂ければと。

 

▪️詳細

値段は3ヶ月分セットで9000円。

1枚で1ヶ月継続装着可能。

ずれなければはずす必要なし。

ずれたりはずれた場合、もう1度装着し直せばいい。