おじさん介護日記

楽しく介護。時々後ろ向き

目にするものが常に揺れる眼振

いろいろな障害が残っているけど、一番辛いのは眼振だとおじさんは言っている。

 

眼振とは、自分の意思とは関係なく、けいれんしたように、規則的に動いたり、揺れたりすること。目を見ると揺れてるのがわかる。

 

確かに、目を開けている時、常に視界が揺れているのは気持ち悪いだろうな。

 

それに、眼振がなければもっとリハビリが出来て、回復具合も違っていたと思う。

今でも結構揺れるけど、2年近く前に手術をして、少しはましになった。

 

回復期病棟に入院してる時、眼振に対しての治療は何も言われず、慣れるしかない、て感じだった。

 

諦めず、自分で何か対策は無いかと、ネットで調べ、プリズムレンズの事を見つけた。

それをリハビリの方に伝えたらプリズムメガネがたまたまあり、試したら何となく良く見えるかも、と。

 

退院後、日赤の眼科の紹介状をもらいそこで相談することに。

 

結論、プリズムレンズは効果はなかった。

 

でも、効果があるかもしれない治療を教えてくれ、数ヶ月後、兵庫医科大学の眼科で手術を受けた。

 

眼振は多少楽になったみたい。

見た目にも揺れているし、本人的にも揺れはそんなに変わってないみたいだけど、手術前と比べると目の辛さが違う、との事。

 

少し楽になっただけでも、手術を受けて良かったと思う。

 

因みに、手術前から、眼振が完全に無くなる事はない、との説明は受けていた。

 

病気になって思うのは、受け身ではダメ、という事。そして、フットワークは軽く。

 

自分で情報を探し、少しでも気になったものがあれば、更にその情報を深掘り。

最終的には担当医に相談。そうすれば、だいたい専門医を紹介してくれて、そこからまた違う情報が出てきたりする。

 

これを書きながら、あの時の必死さを思い出した。

時間が経ち、いろいろ慣れてきてしまったけど、解決した問題はない。

 

また奮起して情報を集めよう。