2度目の救急車
久しぶりの投稿。
今日は昼間からおしっこが少ないとは思っていたが、あまり飲み物を飲んでいなかったからだろう、としか思わなかった。
いつも18時ごろに帰るのだが、おじさんがおしっこが出そうなのになかなか出ないというので尿瓶をセットして出待ち。
それでもなかなか出ず、置いたまま帰ってくれていいよ、と言うのでそのまま帰宅。
あまり深く考えずに、そのうちに出るだろうと安易に考えていた。
おじさんの家を出て1時間後、あれからおしっこが出ず、救急車を呼ぶかも、とおじさんから電話が入る。
おしっこくらいで救急車を呼んでいいものか?
今から向かうからまてないか、と聞くと膀胱が辛くて、痛くなってきたから無理かも、と。
とりあえずケアマネさんに電話をして、状況を伝えると、訪問看護の方におじさんに電話をしてもらえることに。
私もおじさんの家に車で向かうと、おじさんから電話があり、膀胱の痛みが我慢出来ず救急車を呼んだらしい。
かかりつけの病院に搬送されるので、私もそこへ向かう。
到着すると血圧やらを計られ、導尿でおしっこを出す。
出た量は550cc。
いったん落ち着いたが、また出なくなるかもしれず、その時はどうすれば良いか対応を医者に聞く。
心配なら泊まってもいいし、帰って、また辛くなったら深夜でも病院に連れて来てとのこと。
帰宅して様子を見ることにして、私もおじさんの家に泊まる。
このまま出なくなることを心配したが、帰宅後のおしっこは毎回100〜150ccは出て、とりあえず大丈夫そう。
金曜に違う件で泌尿器科を予約してあったので、また出なくなることがなければ金曜に詳しく見てもらうことに。
翌日、おじさんは、
機能として排泄が出来なくなってしまったら、最低限のことも出来ない人間になってしまう、ととても恐ろしかったらしい。
日常生活の自立は、「口から食べる」「トイレで排泄する」「体が動く」「ぐっすり眠る」の4つの機能から成り立っていると思います。そしてこの4つの機能は、人間が人間らしく生き続けるために、本人が求めている最低限の生理的欲求ともいえます。
ユニ・チャーム排泄ケア研究所
回復期病院に入院している時、おしっこも自分で出来ないかもしれない、と言われていたのが、出来るようになった時はとても喜んでいたのを思い出した。
おじさんが出来ることは少ない。
出来ることが出来なくなることへの恐怖は、出来ることが当たり前の私たちでは想像も出来ないくらいのものなのだろう。
私がおしっこが少ない、出ないことに対して、もう少し危機感を持ち、もっと早めに病院に連れて行ったり、訪問看護に相談していればこんな大ごとにならなくて済んだかもしれない。
金曜の泌尿器科受診までは安心は出来ないが、私にとっては反省しなければならない出来事だった。