デイサービスでの愉しい交流
2回目のデイサービスも多少の腹痛を伴いながらも無事に行く事が出来た。
今回もお迎えから帰りまで一緒に着いていく。
着いたら血圧と熱を測る。
車に乗ったあとは血圧が上がるので、上は140、下は100くらい。
今日はなぜか爆上がりの上160、下120!
そんなに緊張してるのかい?
時間をおいて2回目の計測も同じくらい。
あまり高いとお風呂に入らせてもらえないが、ギリギリで入浴させてもらえた。
お風呂に入るまでは指定の席で待機。
私も隣の席で談笑。
可愛らしい94歳のおじいちゃんが職員さんに車イスを押され対面の席に着いた。
私たち2人を不思議そうに見ていたが、おもむろに話しかけてきた。
こちらさんはどこか悪いの?
彼女は兄弟?
などなど。
デイケアではリハビリと体力作りが目的なので、空いている時間は廊下で足こぎをしているため、あまり他の方との交流はない。
私がいる時にこんな感じで話しかけられたのは初めて。
まだ2回目だがおじさんを訝しそうな興味ありげな目で見ていた周りのご老人方が笑って見ている。
このおじいちゃんは少し痴呆があるらしく、職員さんが「話し半分で聞いて下さいね〜」と笑って伝えられた。
1人でお風呂入れるんけ?
入れないんです。なのでお風呂だけこちらに入りに来てるんです。
そうなんか、わしも1人では入れんのやて。
おしりからなんか出てくるんや。
おしりから何か!?
ここで職員の方がおじいちゃんを迎えに来てどこかに連れて行った。
おじさんと2人で、おしりから何が出るのかな?と盛り上がる。
少し経っておじさんもお風呂ということで職員さんに連れて行かれた。
30分後おじさんが入浴からあがってくると、職員さんから面白い話しを聞いたらしく教えてくれた。
さっきのおじいちゃんが100歳のおばあちゃんに聞いたらしい、
あんた歳いくつや?
女性に歳を聞くなんて失礼や!
おじいちゃん、100歳のおばあちゃんに怒られる。
100歳のおばあちゃんでも、いくつになっても女性なんだな、と感心する。
さっきのおじいちゃんと100歳のおばあちゃんの2人のやりとりを想像すると面白い。
普段関わらないような方とこうやって交流するのも愉しいものだな、と思った日。